桜が舞い散る
「俺この家に戻って来てもいいか?」



「それは家を継ぐって事か?」



「あ~俺はこの家を継ぎたい。
じいちゃんと父さんが守って来たこの家を、」



「本気か?今までの様に自由には出来ないんだぞ?
それに今までのお前の素行を知ってる親族はみんな反対するだろう。
お前にあいつらを説得出来るのか?」



父さんは真剣な顔でそう言った。



「それぐらい分かってる。
だけど大丈夫だ。俺は父さんの息子だぜ?上等だよ。何でもかかって来いよ。」



俺は父さんと母さんの顔を見ながら笑顔で言った。



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