桜が舞い散る
とかいろいろ話していた時
《♪~♪~♪》俺の携帯が鳴った。



俺は誰かも確認せずに電話に出た。



「もしも「いつまで放置ですか?ぐれてもいいですか?」俺は一旦停止。



………「桜ちゃん、ごめんなさい。本当にごめんなさい。だからグレないで下さい。」俺は何故か椅子から降りて床に正座をしながら頭を下げた。



「うん、いいよ。許してあげる。
それよりも先生ちゃんと話せた?」



「あ~まあな。桜明日の学校終わってから暇か?話があるんだ。」



「うん。暇だよ。」



「じゃあ終わったら連絡するな。」


「分かった。じゃあ明日ね。お休み、先生。」



「あ~お休み、桜。」



そして電話は終わった。



桜、気付いてたな。
話があるんだ、って言った時、桜が電話の向こうで息を飲むのが分かった。



ごめんな、桜




< 220 / 239 >

この作品をシェア

pagetop