桜が舞い散る
エピローグ
あの日から3年が経った。
私は大学2年生になった。
いつもの様に講義が終わり
帰るために校門に向かった。
するとそこには
ちょっとした人だかりが出来ていた。
だけど私は無視してその横を通り過ぎようとした。
「桜。」え、この声。
私は足を止め人だかりの中心を見た。
するとそこには懐かしいあの人がいた。
「楼真。」私は静かに名前を呼んだ。
「ただいま。桜。」
そう言って微笑んだあの人に
「おかえりっ!楼真!」
私は走って駆け寄り抱きついた。
そして抱きしめ合い見つめ合って
幸せなあの日以来のキスをした。
End♡,.・*,.・*。