桜が舞い散る
私は隣にいる先生に



「お昼だから教室に戻るわ。」



そう言って私は屋上から去った。



私が屋上から出て行く時に見た先生の顔は悲しそうだった。



だけど私は何も言わないし何も聞かない。



先生が私にたいして、そうした様に…



私も気付かない振りをする。



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