桜が舞い散る
楼真side



俺は自分の授業がないので屋上に来た。



そこには桜がいた。



俺は息を飲んだ。



桜の寝顔が綺麗だったから。



そして涙が流れていたから。



俺は桜にそっと近付き涙を拭う。



すると桜は一瞬「うっ」と言ったが起きる事はなく眠ったままだった。



< 27 / 239 >

この作品をシェア

pagetop