桜が舞い散る
「本当に綺麗だよね…桜って…」



?私は首を傾げる。



「ううん。何でもない。
それより早く掲示板に行こうっ
クラス表見なくちゃっ」



「そうね。」



そして私達は歩き出した。



思った通り掲示板の前には人だかり。



私とあゆみは僅かな隙間からクネクネと前に進む。



だけど何故だか途中から道が開き
私達二人はあっという間に掲示板の前に辿り着いた。



私は自分の名前を探し出す。



前田桜、前田桜…



「あったっA組だっ
やった!!今年も桜と一緒だっ」



何故だか私より先にあゆみが私の名前を探し当てた。



まっどうでもいいわね。



「桜行こうっ」



「そうね。」



私達は掲示板を後にした。





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