桜が舞い散る
そしてとうとう着いてしまった《青龍》の倉庫。



はあ。何でこうなるのよ。



車から降りたくないわね。



だって外には不良がうじゃうじゃいるんだもの。



とか思っていたら車の扉が開き左隣に乗っていた小次郎が降りた。



右隣に乗っていた黒髪も降りてしまった。



そして二人は歩いて行ってしまった。



って二人じゃない。



五人とも歩いてる。



いつの間に皆降りてるのよ。




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