桜が舞い散る
「はい。どうぞ。」



「ありがとう。」



私はなっちゃんを飲んだ。



ん~美味しいわね。



「ねえ《冷姫》さんって何て名前なの?」



黒髪眼鏡に聞かれた。



あ~そう言えば名前言ってなかったわね。



って言っても名前言った所で意味無いわよね?



どうせ今日だけでもう関わる気もないし…



名前教える必要ないわよね?



「名前何て言うんだ?」



次は小次郎に聞かれた。



小次郎聞かれたら教えるしかないわよね。



「桜-サクラ-よ。」



「桜か…俺は小次郎-コジロウ-だ。よろしくな。」



笑顔で言われた。



「え~よろしく。小次郎。」



だから私も笑顔で答えた。






< 68 / 239 >

この作品をシェア

pagetop