桜が舞い散る
「………っ!!!」



桜の大きな目が見開く。



その目からは何で知ってるの?と、言う声が聞こえる。



まあ話してもいいんだけどね…



「立ち話も何だから座ろうか。」



「えっあっすいませんっ!!こちらに座って下さい。」



そう言って自分のソファーから立ち上がる潤。



懐かしいな。そのソファー。



そう思いながら俺はそのソファーに座った。



潤は巧の隣に座った。



それにしてもここからのこの眺め。



現役時代を思い出すな。



今度はアイツらも呼ぶかな。



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