桜が舞い散る
よしっ思い出には浸ったし本題に戻るか。



「お前らには面倒をかけて悪かったな。それとありがとな。」



俺は謝罪とお礼を言う。



「いえ。全然大丈夫です。でも何でいきなり《冷姫》を確保しろ。何て…」



「《冷姫》=桜。桜は俺の生徒だ。」



と、俺が言うと驚く奴等。



まあそうだよな。



コイツらは俺が教師だって事も知らないだろうしな。



「それよりお前達自己紹介はしたのか?」



「はい。一応名前だけの簡単な紹介ぐらいわ…」



「そうか。おい桜っ」



俺は今にも寝そうな桜に話しかける。





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