桜が舞い散る
「は?」



「別に守ってもらわなくても自分の身ぐらい自分で守れるわよ。」



「でも相手は今まで相手してきた雑魚な不良じゃない。暴走族だ。」



「暴走族でも雑魚には代わりないわ。」



「たしかに雑魚かもしれない。だけどな人数が今までとは桁違いだ。暴走族は何人何十人じゃない。何百人だ。絶対に一人じゃ無理だ。」



「やって見ないと分からないでしょ。」



あ~もお何なんだよっ!!



どうすればいいんだよっ!!



と俺が悩んでいた時



今まで黙っていた潤が「小次郎。」と言った。



すると小次郎は首を縦に振り



「桜…俺達に守られてくれないか?」



と、言った。



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