桜が舞い散る
とか思っていた時
携帯から《♪~♪~♪》音楽が流れ出した。



ディスプレイを見ると小次郎の名前。



「もしもし小次郎?」



「あ~着いたぞ。」



「分かったわ。今から行くわね。」



私は急いで家から出てエレベーターに乗った。



私の家は高級住宅街の中の一際目立つ大きな高層マンションの50階。ちなみに最上階。



最上階には二つしか部屋は無い。



そのうちの一つが私とお母さんの家。



テラスと屋上があってそこから見える夜空、夜景、景色は本当に綺麗。



私はこの家が本当に気に入っているの。






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