桜が舞い散る
「ねぇ小次郎、みんな寝てるのね。」



「あ~昨日あれからいろいろ慌ただしくてな…」



「そう。何かごめんね。私のせいよね。」



と、私が言うと「気にするな。」と、言いながら小次郎に頭を撫でられた。



「うん。ありがとう。」



「あ~」



「小次郎も眠いでしょう?寝ていいわよ?」



「じゃあ寝るわ。着いたら起こせ。」



「え~」



そして小次郎も寝てしまった。



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