桜が舞い散る
少ししてから蓮も車から降りてきた。



「蓮大丈夫だったの?」



「はいっ!!耳線したんでっ」



「そう。なら良かったわ。」



「おい、俺達には聞かないのか?」



疾風が不機嫌そうに聞いて来た。



だから私は「巧も大丈夫?」と、聞いた。



「うん。大丈夫だよ。」



苦笑いしながら言った巧。



「はっ!!巧だけかよっ!!」



なによ。うるさいわね。



< 96 / 239 >

この作品をシェア

pagetop