『若恋』若恋編




「この顔を見て、丸井が後悔したと思うか?思わないだろ?


「ああ……そうだな。
丸井はりおを見て笑ってた。
庇って死ねることさえ誇りに思ったかもしれねぇ」


亡き娘にりおが重なったのかもしれねえ。


最期に笑ったのが丸井の言葉と受けとることもできる。



そうだな。俺にはやるべきことがある。

この世界を、りおを守るために龍神会を潰す。



これが今俺がやるべきこと。



―――龍神会を潰す!!








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