天神学園高等部の奇怪な面々25
旦那とヤン男、ガンのくれ合い飛ばし合い。

「ま、まぁまぁ、落ち着いて下さいよ…」

雪菜が仲裁に入る。

「そ、そうですよ…喧嘩しに来たんじゃないんだから…」

七星も割って入った所で。

「ぬっ、貴様は」

翡翠の隻眼が見開かれた。

「牛!」

「神楽 七星ですっっっっ!」

どうして彼女はこうも本名で呼んでもらえないのか。

「ぬぅ…貴様もプール開きの当たりを引いていたのか…小癪な…」

チッと舌打ちする翡翠。

「よかろう、さっさと水着に着替えて来い…この手でプールの藻屑と化してやる」

「何でっっっっっ?」

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