天神学園高等部の奇怪な面々25
こういう勘繰りは、正直雪菜は苦手だ。

「な、何が仰りたいんですかぁ…?」

ううっ、と困った顔をする雪菜に。

「ズバリ!用務員さんは雪菜に惚れている!」

「ええええええええええ!」

カリナの指摘に、雪菜の両耳からピーッ!と湯気が噴出した。

「そそそそそそそんな!用務員さんが私にっ、ほれ、はれ、ひれ、はれ!」

とりあえず落ち着け雪ん子。

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