天神学園高等部の奇怪な面々25
まぁともかく。

「まずは水泳前の準備運動からだ」

翡翠の号令の下、準備体操を始める生徒達。

「…何つーか…」

目の前で準備体操する七星の後姿を見ながら、十牙が赤い顔。

体を動かす度に、ムチムチボディが破裂しそうだ。

「悪ィ神楽、俺の後ろに行ってくれ」

「何でっ?」

「いやいやいやいや…遡雫もいいけど、けしからん娘爆発しそうだよけしからん娘ハァハァ」

鼻を押さえるヤン男。

「ヤン男先輩息が荒いですっっ!」

「10代でこはくの黄金比率肢体に迫る勢いとは…おのれけしからん娘…」

翡翠が小さく唸る。

「そこっ!おのれとか言わないっっ!」

七星涙目。

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