天神学園高等部の奇怪な面々25
準備体操を終え、いよいよ生徒達はプールの中へ。

「まずは慣らし程度に25メートル泳いで来い」

翡翠の指示で、次々プールに入っていく。

「うはっ!気持ちいいな!」

十牙がスイスイと泳いでいく。

「まぁ私は水泳部の練習で慣れっこだけどね」

カリナは流石、男子の十牙に勝るとも劣らないスピードだ。

「オラ見てろよ遡雫、兄ちゃん速ぇだろぉ?すげぇだろぉ?」

ヤン男もアピールに余念がない。

「あわわわわ…」

ネレイスはおっかなびっくり。

「ネレイスさん頑張ってぇ」

雪菜がプールサイドで声援を送る。

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