天然五尾狐の人間生活☆




それは『火が苦手』なこと


妖狐は普通、火は普通に入れるらしいが、私はあまり近付けない。


「不思議だ」


なんて私が言っていると








「おいっ!!大丈夫か!?」


って言って男が靴と袋を持って走ってきた。


「早く焼肉屋に行くぞ」


「それより足を見せろ。痛いだろ
?」


男はそう言うと袋から白い布を出して、私の足にそれを手早く巻いた。



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