嘘なら好きと言わないで!
ん…?
んんっ…?
立花くん、なんて言った?
全然状況が理解できない。
「あの~水瀬さん?」
暫く固まっていたあたしを心配してか、立花くんはあたしの目の前で手を振る
「た、立花くん、もう1回言ってもらえるかな?」
聞き間違えたのかもしれないし。
まさか初めて会った人に彼女になってくださいなんて言わ…
「俺の彼女になってください。」
言われたあー!!
「あの、あの、その…」
本当になにがなんだかわかんないんだけど!!
すると誰が廊下を走って来る足音が聴こえてきた