キラキラ星

「ねぇ、そんな冗談
面白くもなんともないよ…
ねぇ……
…何か言ってよ…
ばかぁ…」


変わりはてた
圭の姿。

泣き叫んだ。

圭って何回もよんだ。


泣き叫び
抜け殻のようになった私を
おばさんは悲しみで
顔を歪めた。

おばさんだって
辛いんだろうけど

私をぎゅっと抱きしめて
優しい言葉を
かけてくれた。

「圭は星になったの。
あの子の大好きな星に…
だから、いつものあの笑顔で
   私の達を見守ってくれるわ」

…………………………………………


ねぇ。

圭…

私とおばさんのこと
ちゃんと見守ってくれてる?

もうちょっと
一緒にいたかったねっ。

いつか
私もそっちいくからね。


待ってるんだよっ‼
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