愛してるの詩―アイシテルノウタ―
『お前あいつと仲良いの?』

へ?

珍しい…
朝から陽翔が話しかけてくれた!

「仲良いよ!てかあいつさっき何言ってんのかホント意味不明だし(笑)」

『あいつ…元カレだろ?』

「そうだけど…」

あれ…なんか
陽翔機嫌悪い?
陽翔は機嫌が悪い時
全く目を合わしてくれない。
どんな時でもあたしと話す時は
真っ直ぐ目を見てくれるのに。


『お前さ…ちょっとは気をつけろよ』

「え…?何を…?」


『………分かんないならいい』


そう言い残すと
陽翔は自分のクラスへと
行ってしまった。
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