俺様教師の甘い罠




先生が嬉しいことを言った気がする。
すごくすごく嬉しいんだけど




だけど、










「 っ・・・・はっ・・・ 」




苦しくて、何も考えられない。




「 もう・・・や・・・っ 」




苦しい、と訴えるのに
先生は手を離してくれなくて
返事の代わりにキスが降ってくる。




熱い唇に意識が飛びそうになる。









「 ──────────・・澪、だめ・・・まだ 」




顔を背けた私にそう言って
今度は優しいキス。




< 116 / 216 >

この作品をシェア

pagetop