俺様教師の甘い罠
────────────グイッ
「 はわっ・・・・ 」
「 ”身体”で示さないとだめだろ? 」
”そういうのは”と、
私の顎を捕まえた先生は笑う。
ただ、笑っているだけなのに
部屋の暗さのせいなのか、
いつもより低い声のせいなのか、
やけに、空気に色がついている気がする。
「 身体で、って・・・ 」
頭を下げろってことなのかな・・・・
そう思っても、先生の片手が
顎を掴んでいるせいで頭は
下げられそうにない。