俺様教師の甘い罠








─────────────バンッ




「 結花ちゃ、んっ・・・ 」


「 はーっ疲れたぁ 」




屋上のドアを開けて
2人同時に外に出る。




途端に掴まれていた腕は
離されて、崩れ落ちるように
2人はその場に座り込んだ。




「 も、うっ・・・どうしたの? 」




息を整えながら聞けば
やっぱりキラキラした目で
私を見て、結花ちゃんは
ゆっくり立ち上がって
フェンスに背中を預けると
ばっ、と両手を広げた。









「 澪ーっおめでとー!!!! 」









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