俺様教師の甘い罠
「 ・・・別に、嫌じゃなくて・・・その・・ 」
腕を離せば、先生も離れて
それがなんだか寂しくて、
だけど恥ずかしくて顔が見れない。
「 ああ、分かってるよ。
恥ずかしいんだろ? 」
行き場をなくした手を先生の
肩において、コクン、と頷いた。
「 8歳も年下の、しかも女子高生が
こんなに可愛く見えるなんて
・・・やべーなぁ 」
24歳な先生はそう言って
私の肩に顔を埋める。
「 澪、課題できそうか? 」
「 う~ん・・・なんとか? 」
あの後ばっちり私も結花ちゃんも
特別課題を貰って、実は半分くらい
もう終わっていたりする。