俺様教師の甘い罠


















「 そんなこと考えられなくなるくらい
  キスしようか 」




言い終わると同時に触れた唇。
肩においた手には自然と力が入って
苦しくて押すのに、気付けば
しがみつくようになっていて。




時折唇を離して、私が息を吸うと
また唇を塞がれる。




恥ずかしくないわけがない。
心臓はもうきっと壊れてる。




だけど、何も考えられないくらい
キスが気持ちよくて、嬉しくて、
何度も何度もキスをした後
さすがに苦しくて私は先生の
胸に額をくっつけて
ぐったりとしていた。




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