俺様教師の甘い罠
「 ・・・これじゃ聞けない 」
「 聞く気ないくせに 」
こんなに近い距離で
話なんて聞けないよ・・・
顔を背けながらそう言えば
先生の大きな手が頬を包んで
「 んっ・・・・ 」
「 窓開いてるから
声、抑えろよ? 」
意地悪く笑った先生の胸を
叩きながら、深いキスに応えて
気付けば抵抗していた手は
先生の首に回っていた。
「 んぅっ・・・ 」
「 抑えろって 」
熱い指先に声を上げれば
先生は口元を歪めて、
それにムッとしながらも
離れないように腕に力を入れる。