俺様教師の甘い罠
「 先生、ここ学校ですよ 」
「 俺の部屋だったらいいのか? 」
「 ・・・・・・ッそれは・・・! 」
どこまでも意地悪をしてくる
先生にもう嫌だ、と言って
膝の上から降りようともがく。
「 ──────────土曜日、あいてるか? 」
後ろから抱きしめられて
あともう少しで降りれたのに、と
思いながらも先生の腕に手を添えた。
「 ・・・・土曜日? 」
「 ああ 」
・・・・土曜日、って言えば・・・
結花ちゃんに付き合う日だったような・・・
「 予定、ある? 」
後ろから顔を覗き込まれて
小さく頷けば、そうか、と
先生は首筋に顔を埋めてきた。