俺様教師の甘い罠




「 結花ちゃんっ 」




髪を巻いて、白いワンピースを着て、
たまにスキップしながら
待ち合わせ場所に向かった。




普段バイトで忙しい結花ちゃんと
遊べるなんてなかなかなくて、
それにお祝いだって言われると
もっともっと嬉しくて、




「 あ、澪! 」




携帯をいじっていた結花ちゃんに
手を振れば、同じように振り返してくれた。




「 わっ・・・派手だね~ 」


「 そう?これくらい普通だよっ 」




黒色の短いワンピースは
結花ちゃんによく似合う・・けど




やっぱり派手だよ、って
まじまじと結花ちゃんを見ながら
そう言えば、




「 澪は・・・なんか、澪らしいね! 」


「 私らしい? 」


「 うん、可愛い 」




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