【完】好きになんてなるワケないっ!!
過去の記憶
自分の気持ち
「いってきまーすっ!」
今日も神谷くんのお弁当作ったから早く起きれたからっていうのと、昨日のキスのせいで神谷くんと何となく気まずいから、早くに家を出た。
「あ……」
公園には予想通り、増岡綾綺がいた。
増岡綾綺、いっつも来るのはやいなぁ……。
「増岡綾綺、おはよっ」
「はよ」
私の挨拶にいつものように無愛想に返事する。