【完】好きになんてなるワケないっ!!






「……もう泣くなよ」




と、神谷くんは私の涙を指で拭った。




「うん………もう泣かない」



「よし、いい子いい子」



「もう、子どもじゃないんだから……」





私は恋愛未経験なんかじゃなかった。
ちゃんと…………恋してた。



神谷くんに……。
< 312 / 376 >

この作品をシェア

pagetop