【完】好きになんてなるワケないっ!!






「じゃ……帰ろうか」



「そうだね。じゃあね……パパ」



私はパパに手を振って、駅へと歩いた。



「神谷くん、ありがとう……」



「え?」



「私、大事なこと……思い出せた気がする」



「……そっか」



神谷くんは優しく微笑んだ。
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