【完】好きになんてなるワケないっ!!





「……ごちそうさまでした!」



「じゃ、俺、洗濯物畳んでくるわ」



私に食べさせるのを終えると、神谷くんはお盆を持って立ち上がった。



「ありがとう……」



「じゃ、大人しく寝てろよ」



「うんっ」



神谷くんはニコッと笑って部屋を出て行った。



私……やっぱりイジワルだけど、こんな風に優しい神谷くんが好きだ……。
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