【完】好きになんてなるワケないっ!!






私は慌てて、神谷くんの胸を押し返した。



「だ、ダメ……っ!なんでこんなことするの……っ?」



「え?」



「私のこと好きでもないのに……神谷くんこそ、勘違いさせるようなことしないでよ……っ」



涙目になりながら、私が言うと神谷くんはフッと笑った。
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