鈴の音


「おばあちゃん…久しぶり」


祖母のお墓の前で手を会わせた鈴は


「…寂しいよ…おばあちゃん…」


ついそう呟き涙を流してしまった


その時、優しく鈴を包み込んでくれるような風が吹いた
まるで「大丈夫」とでも言うような


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