おさななじみ
「おかえり、洸輝!びしょびしょじゃない。傘持ってかなかったの?」

玄関のドアを開けると、妃那が部屋から走って出てきた。

実家にいた時も、妃那の家に顔出すと部屋から走って玄関まできてたよな。

「はい、信君タオル。妃那ちゃん、洸輝君にもタオル渡してあげて」

「はーい」

オレ達がいなかった間に二人も仲良くなったみたいだ。
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