大好きな変な家族たち。◆
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「志保。」
「何?」
「奈津美ちゃんって、俺のこと好きだろ?」
「あーー。うん。王子としてね?」
「やっぱり?」
はーーっと建志が深いため息をついた。
「俺、理想恋愛『政略結婚』ってちゃんと伝えたのに、
素敵ですね。って言われたんだぜ?」
「まぁ。すてき。」
志保は軽くバカにしたようにくすくす笑った。
冗談じゃないと建志はちょっと拗ねた。
「奈津美ちゃんが、俺を誘惑してきたらどうしよう~」
「ちょっと、悩まないで誘惑されないでよ。
奈津美は私の大切な親友よ。」
「あー。でも、女の子を目の前に手を出さないって
男として無理だろ?」
「はぁ。ホント、最低ね。」
志保はやれやれと
建志を軽くたたいた。
建志は本当に手広く遊んでいる。
願わくば、親友に素敵な恋愛をしてほしいと願う志保なのでした。
おしまい。
「志保。」
「何?」
「奈津美ちゃんって、俺のこと好きだろ?」
「あーー。うん。王子としてね?」
「やっぱり?」
はーーっと建志が深いため息をついた。
「俺、理想恋愛『政略結婚』ってちゃんと伝えたのに、
素敵ですね。って言われたんだぜ?」
「まぁ。すてき。」
志保は軽くバカにしたようにくすくす笑った。
冗談じゃないと建志はちょっと拗ねた。
「奈津美ちゃんが、俺を誘惑してきたらどうしよう~」
「ちょっと、悩まないで誘惑されないでよ。
奈津美は私の大切な親友よ。」
「あー。でも、女の子を目の前に手を出さないって
男として無理だろ?」
「はぁ。ホント、最低ね。」
志保はやれやれと
建志を軽くたたいた。
建志は本当に手広く遊んでいる。
願わくば、親友に素敵な恋愛をしてほしいと願う志保なのでした。
おしまい。