好きにならないで。




また……





遥翔と別れることになっちゃったな





それに、初めてこんなにも信じる事ができる友達ができたのにな……











神様…





あたしはどうすればよかったのですか…?













涙でみんなの顔が歪んでいく





瞬きをしたら涙が落ちるくらいたまっていた








あたしは泣いてるのとか見られたくないから、教室を出た






その時





















「麻遊」






って遥翔に呼ばれたのがわかった




今、呼ばないでほしかった





あたしはもう一人でいる



こんなにも何度も傷つくくらいなら……




一人でいい



みんなが傷つかないのならーー…





あたしは、大丈夫だ







< 142 / 285 >

この作品をシェア

pagetop