好きにならないで。



「ありがとう」


「…あんたがあの伝説の青華」


遥翔が驚いたように言った



「あら、私のこと知ってるんだ?」



「青華を知らない奴なんかいない…」




……ここにいます



「右耳に青のピアスがあるし」



…気づかなかった



「へぇ?よく気づいたねー

ピアスまでつけてんの」




お姉さんは驚いたって顔をしてから、ニッて笑って



「君が今度から麻遊ちゃんをしっかり守るのよ?」


と言った






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