好きにならないで。
「麻遊ー!!やろ!!」
「うんっ」
早由利の所に行ってバスケをやり始めた
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「はい、終わりー!!」
「あぁ゛疲れた!!」
「あはは、結構動いたもんね!」
「う゛ん゛…」
「ほらっ、早由利ちゃんと歩いてー」
「あ!神田さんだ!!相変わらず可愛いよな」
「あぁ!!だよなぁ…」
あちこちから聞こえる声。
別に可愛くないし…
早由利を見ると一瞬顔を歪めてあたしを睨んでいた。
だけど、それは本当に一瞬だった
だから気づかない振りをした
早由利はニコって笑って「どうしたの?」と聞いてきた
あたしもニコって笑って言った
「何もないよ?」
それに早由利は「なぁんだ」って言って更衣室に入っていった
あたしも続いて入った