図書室から始まる彼女の初恋


歩くこと20分。

その間啓はニコニコ笑っているだけで、
無言だ。

もしかして私、襲われ…

「ついたよ。」

…アパート?

ますます怪しいんだけど。

「私帰る…」

「だから大丈夫だって。」

力があるからって
力ずく反対!

私は結局
啓に連れて行かれてしまった。

「皆、連れてきたよ。」

啓は今までに
ないくらい明るくなり
部屋に上がった。

私もちょこまかと着いて行く。
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