図書室から始まる彼女の初恋
…ガラ…
その時静かにドアが開く。
二年生…?
頭の上でお団子をしていて、
可愛らしい髪飾りがついている。
それに色も白く、
目はクリッとしていて、
いかにも男女関係なく友達が多そうなタイプだ。
先輩は遠慮なく、
あのカップルの元へ足を運ぶ。
「すみませーん!
図書室はそういうことをする場所ではないので。」
…躊躇なく言った!
カップルは恥ずかしそうに
慌て服を着て、
出ていく。
おそらく、
二度と図書室には
来ないだろう。