年下の君と青春中。
「葵、えらいねぇー・・・」
尊敬の瞳を、葵に向ける。
「え?普通じゃん」
でも、葵は当たり前のように答える。
く、クール・・・!!
「まぁ、笑はテキトーに立ち読みしといて。俺買いたい参考書決まってるし」
手をひらひらと振って、参考書のコーナーに向かう葵。
そんな葵の後ろ姿を数秒見つめ、とりあえず、雑誌のコーナーへ向かう。
テキトーに、ファッション雑誌のページをパラパラとめくる。
「あ、この洋服可愛いー・・・」