最初で最後の恋文
真琴は遥斗の質問に素直に自分が思ったことをぶつけた。
「好きだから!!佐伯君が撮った写真、好きなの!!だから、佐伯君も一緒に作って欲しいの!それに、あたし佐伯君との思い出ないもん!!折角、同じクラスになったのに思いでないのって嫌じゃない!だから、最後に思い出作ろう?」
遥斗は真琴の言葉を最後まで聞くと、窓のほうをチラッとだけ見て、また真琴に目を向けて言った。
「俺は思い出なんて欲しくない。じゃぁな。」
真琴は遥斗の言葉を聞くと、体が固まってしまった。
遥斗の後ろ姿が見えなくなっても動けなかった。
遥斗が、思い出なんか欲しくない。と言い放ったとき遥斗の目は少しだけ悲しい色に染まっているように見えた。
「好きだから!!佐伯君が撮った写真、好きなの!!だから、佐伯君も一緒に作って欲しいの!それに、あたし佐伯君との思い出ないもん!!折角、同じクラスになったのに思いでないのって嫌じゃない!だから、最後に思い出作ろう?」
遥斗は真琴の言葉を最後まで聞くと、窓のほうをチラッとだけ見て、また真琴に目を向けて言った。
「俺は思い出なんて欲しくない。じゃぁな。」
真琴は遥斗の言葉を聞くと、体が固まってしまった。
遥斗の後ろ姿が見えなくなっても動けなかった。
遥斗が、思い出なんか欲しくない。と言い放ったとき遥斗の目は少しだけ悲しい色に染まっているように見えた。