最初で最後の恋文



だから、忘れないよ。


君のことは。


雪が溶けて、春が来て、月日が早足に過ぎていっても、忘れない。




真琴は遥斗から貰った最初で最後の恋文を見て、皆と歩き出した。
 
その暖かい手紙に包まれながら…。


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