クソばばあと思ってた時期もあったおばあちゃんへ
手にビニールの紐を持って風が強くて寒い冬で僕は、クソばばあから口では、何度も怒らてましたが手を出されたり折檻された事は、なかったから怖くて引きずられるように付いて行きしたよ。
海のそばに電信柱がありましてね、そこに僕を持って来たビニール紐で縛り付けたんですよ。
「食べたい食べたいって食べ物がない子供もいるんだから我慢も覚えろ!」
って鬼の形相で怒りまして桃太郎侍が好きだったのに鬼になってましたよ。
それから寒い中置いて行かれましてね、寒いし波が高い日でね、ザブ~ンって波が堤防を越えて来るんですよね身体に飛沫が かかるんですよね怖くてね動けないから波に持って行かれるんじゃないかとかね色々考えちゃう訳ですよ。
紐を外そうとするんだけど、電信柱にしっかりビニール紐で固定されちゃてて外れないんですよ。
しばらくどしたらクソばばあ迎えに来て紐を外して何も言わずに家に連れて帰ってくれたけど怖かったですね。
それから電信柱が嫌になりましたね酔ったら時々電信柱と喧嘩したりしてるらしいんですが未だに電信柱恐怖症なのかもしれませんね。
祖父は、クソばばあと違ってたまに帰って来ると実に僕に、甘かったですね。
必ず、僕が本や漫画が好きだから何冊かその地区の子供達が持ってないような珍しくて新しい漫画や本を買って来てくれましたね。
それと、僕が剣道をやってたもんだから武道や格闘技好きな祖父には、可愛くて仕方なかったのかもしれませんね。
実際に可愛かったですけどねまぁ、それは、いいとしてイメージがそこで植え付けられちゃいましたね。
祖父は、とても良い人でクソばばあは、怖いってイメージですね。