とある真夏の物語【完】




『…実は…オレは……』





その時、私の脳裏になにか引っ掛かるものがあった。





『……祥ちゃん…?』





今まで何度か感じたことがあった……でも、今日ハッキリとわかったんだ。






『…リュウは祥ちゃんだったんだね?』





私のその言葉にリュウ…いや、祥ちゃんは、ニッコリ微笑んで頷いた。








……やっと、会えたんだね…?





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