とある真夏の物語【完】


その瞬間、




ギュッ




突然、祥ちゃんに抱き締められた私。





『今まで…本当に…悪かった…ありがとう…』





そう呟いて私の頭を優しく撫でる祥ちゃんに私はニッコリ微笑んで、







『ううん……祥ちゃんが無事でよかった…』







そう言って、とびきりの笑顔を見せた。




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